人事・労務に関するトピックス情報

コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス 

2012/06/01

所定時間外労働の増加 毎月勤労統計4月


 厚生労働省が31日発表した4月の毎月勤労統計調査によると、残業代などの所定外給与は前年同月比4.9%増の1万9334円で、7カ月連続で増えました。所定外給与に基本給などを加えた現金給与総額は、同0.8%増の27万3871円となりました。

 残業などの所定外労働時間が同4.3%増の10.7時間に増えた影響が大きいと考えられます。ただ、昨年4月は東日本大震災の影響で労働時間が大幅に減っており、厚労省は「その反動が大きいと言える。景気回復で残業が増えているのかは分からない」としています。