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2013/01/31
厚生年金基金、廃止賛成が多数 専門委が意見書案
社会保障審議会の専門委員会は、厚生年金基金制度の廃止を求めた厚生労働省の改革試案に関して、基金が国から預かる代行部分で損失が増大するリスクがあるとして制度の廃止賛成が多数だったとする意見を意見書案に明記したことが30日分かりました。その一方で、健全な状態にある基金については存続させてもよいとの意見もあったとのことです。
専門委は、厚労省が10年かけて厚年基金制度を廃止することを柱にした案を示したことを受けて、昨年11月に設立しました。「制度の廃止を求めた試案は妥当とする意見が多数」との意見案をまとめて、制度廃止を促進します。政府は、この意見案に基づき全面廃止するかどうかを判断したうえで、関連法案を今国会に提出する考えです。
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