コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2011/02/09
OKI子会社の社員の自殺 労災認定
OKI(沖電気工業)から子会社に出向して勤務していた30代の男性システムエンジニアが鬱病と診断された後に自殺したことに対し、亀戸労働基準監督署が過労による労災と認定したことが7日に分かりました。
代理人の川人博弁護士によりますと、男性は1998年に沖電気に入社し、2005年に沖電気ネットワークインテグレーションに出向しましたが、2008年6月の配置転換後の2か月間の残業が月100時間を超え、うつ病を発症したということです。男性は、自宅療養から復帰した後の2009年8月に自殺。10年6月に遺族が労災申請し、今月3日に認定されました。
川人弁護士は「復職後、産業医は残業は月20時間までと制限していたが、会社は20時間を超す残業を男性に課していた」と話しています。沖電気工業の広報担当者は「認定の確認がとれておらずコメントは差し控えたい」としています。
« 労政審、「求職者支援制度」関連の法律案要綱を答申 | 介護保険の超過利用、8割が「家族で介護しきれぬから」 »
記事一覧
- 違反した場合に求人不受理にできる対象条項に育介法の改正規定を追加 政令の改正案を提示(労政審の職業安定分科会労働力需給制度部会) [2024/11/22]
- 「『確定拠出年金法施行規則の一部を改正する省令』の公布について(令和6年 年発1118第4号)」などを公表(厚労省の新着通知) [2024/11/22]
- 「建設産業における女性活躍・定着促進に向けた実行計画」 新計画の骨子案について議論(国交省の検討会) [2024/11/22]
- 高額療養費制度 自己負担限度額の引き上げ・所得区分の細分化などを検討(社保審の医療保険部会) [2024/11/21]
- 日本年金機構からのお知らせ 「~協会けんぽ管掌事業所のご担当者さまへ~令和6年12⽉2⽇以降の資格確認書の発⾏」などの情報を掲載 [2024/11/21]