コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2011/02/09
介護保険の超過利用、8割が「家族で介護しきれぬから」
厚生労働省は7日、介護保険についての調査を発表し、介護保険で利用できる限度額を超えたサービスを利用した人の8割近くが、家族では介護しきれないことを理由にしていたことが分かりました。限度額の範囲なら自己負担は1割ですが、超過分のサービスは全額自己負担になります。
厚労省は、昨年3月分で限度額の7割以上を使った人から1万2730人を抽出し、利用状況を調べました。超過サービスを利用しているのは、介護保険利用者の3%程度でした。
超過した理由を複数回答で尋ねたところ、「家族で介護を補えない」が77.5%、「本人や家族から強い要望があるため」が47.7%でした。また超過サービスの内容には、日常の見守りなどを中心とする訪問介護や通所介護の利用が多いことが分かりました。
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