コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2013/06/27
石綿労災、12年度は1082人認定
厚生労働省は6月25日、アスベスト(石綿)を原因とする2012年度の労災認定件数などをまとめ、労災請求は1172人(前年度比28人増)で、認定は1082人(同23人減)だったと発表しました。前年度より減少しましたが、2年続けて1000人を超え、高い水準が続いています。
死亡後5年の請求時効が過ぎた後に特別遺族給付金を支給されたのは166人(同127人増)。支給人数が急増したのは、アスベストによる中皮腫で亡くなり、まだ労災請求していない遺族を対象に給付金制度の案内を送ったためです。請求件数が増えたため、支給人数もふくらみました。
同省は「石綿による疾患は発症まで時間がかかるので、2030年ごろまでは、少しずつ減少しながらも請求が続くだろう」としています。
« 総務省 ワーク・ライフ・バランスの推進に関する政策評価<評価の結果及び勧告>を公表 | ニートの就労支援する「地域若者サポートステーション」全国で11カ所増設 »
記事一覧
- 雇用保険法等に基づく各種助成金 令和7年度分に係る制度の見直しや新設等を行うための改正省令案について意見募集(パブコメ) [2025/02/21]
- 40~64歳の介護保険料 令和7年度は月6,202円と推計 令和6年度から微減(社保審の雇用保険部会) [2025/02/21]
- 生産性向上支援訓練活用事例集の最新版(vol.9)を公表(独:高齢・障害・求職者雇用支援機構) [2025/02/21]
- テレワークセミナー(第1回~第8回)の動画と講演資料を公開(テレワーク総合ポータルサイト) [2025/02/21]
- 整備が進められている「事業者向けポータル」 概要について説明資料を公表(事業者のデジタル化等に係る関係省庁等連絡会議) [2025/02/21]