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2011/02/25
新卒者のハローワークでの就職活動が増加
ハローワークで職を探す学生や既卒者が増えています。厚生労働省は昨年9月以降、専門窓口の「新卒応援ハローワーク」を
全都道府県に計56カ所設置しました。求人数も増え、求職者にも好評です。一方で、「雇用のミスマッチ」などの問題は
依然として残されています。
厚労省は昨秋以降、特に卒業後3年以内の既卒者の就職を支援する施策を打ち出してきました。新卒扱いで正規雇用したり、
正規雇用へ向け試験採用したりした企業への奨励金制度を創設しました。現役学生の就職内定率が悪化していることもあり、
今月からは対象を未内定の現役学生の採用にも拡大し、制度を活用して計8千人近くがこれまでに採用されました。また、
ハローワークで既卒者を支援するジョブサポーターも約2千人に倍増しました。
新卒応援ハローワークもその一環で、1月末までに延べ12万5千人が利用しました。ただ、そのうち就職が決まったのは
1万2545人になります。1月は5012人の就職が決まるなど少しずつ実績は上がってきています。
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