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2014/01/30
国民健康保険、12年度3055億円の赤字
自営業者が加入している 国民健康保険(国保)の2012年度の実質収支(速報値)が高齢化の進展に伴う医療費の増加などで3055億円の赤字となったと厚生労働省が1月28日に発表しました。赤字幅は前年度より33億円増加し、2年ぶりに拡大しました。保険者(市町村)の半数近くが赤字となるなど、厳しい財政状況が続いています。
国保の実質収支は、見かけの収支である479億円の黒字から、赤字を埋め合わせるために市町村が一般会計から税金を繰り入れた3534億円を差し引いて算出しています。
収入は前年度比3.2%増の14兆1,575億円。このうち、保険料は同0.7%増の3兆634億円、前期高齢者交付金は同8.9%増の3兆2,189億円でした。
支出は前年度比3.1%増の13兆8,958億円。高度な医療技術の普及で給付費が1.5%増の9兆2149億円、後期高齢者支援金は同9.6%増の1兆7,442億円、介護納付金は同7.6%増の7,407億円となりました。
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