コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2015/04/30
「学生ブラックバイト」7割が経験 実態公表
大学教授や弁護士、NPOなどでつくる「ブラック企業対策プロジェクト」は4月28日、過酷な長時間労働などを強いられる大学生の「ブラックバイト」に関するアンケート調査の結果を報告しました。
調査は、昨年7月、全国の27大学に通う学生を対象に行われ、約4700人から回収しました。アルバイト経験がある3593人のうち、職場で「不当な扱いを受けた」と答えた学生は7割弱に達しました。具体的には、「希望しないシフトに入れられた(21%)」「労働条件を書面で交付してもらえなかった(19%)」など職場の管理が行き届いていない傾向が強かったということです。
こうした学生の約半数、全体の3割ほどは誰にも相談しておらず、友人や家族に相談した人でも労働基準監督署や労働組合、弁護士に相談したケースはほとんどありませんでした。
« 残業代ゼロ制度反対 連合メーデー | 実質賃金、23か月連続マイナス 3月は前年比2.6%減 »
記事一覧
- 「令和7年度中小企業者に関する国等の契約の基本方針」を閣議決定 国、地方公共団体に迅速かつ適切な価格交渉・転嫁等を要請(経産省) [2025/04/23]
- 令和7年度「デジタル社会の実現に向けた重点計画」骨子案の構成などを検討(デジタル社会構想会議) [2025/04/23]
- 「中小企業活性化協議会を通じた再チャレンジ事例集」を公表(中小企業庁) [2025/04/23]
- 「将来を見据えたハローワークにおけるAI活用について」をとりまとめ(厚労省) [2025/04/22]
- 「公表公的年金各制度の財政収支状況」などを更新(厚労省) [2025/04/22]