コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2011/05/23
パートへの社会保障拡大など3分野重点 首相23日指示
直人首相は22日、6月末に決定する社会保障と税の一体改革でパートなど非正規労働者への厚生年金・健康保険の適用拡大など3分野を「安心3本柱」と定め、重点的に取り組む方針を固めた。自民党政権時代に実現できなかった政策を前面に出し、政権の求心力回復を図ります。23日夕に開く政府・与党の社会保障改革に関する集中検討会議(議長・首相)で検討を指示するといいます。
首相が一体改革で重点分野を具体的に指示するのは初めて
(1)中小企業の支援策をセットにした非正規労働者への社会保険適用拡大
労働時間が週20時間以上、勤務期間が31日以上の2点で収入は要件には加えません。
(2)社会保障と税の共通番号導入で医療・介護・保育などの自己負担額を捕捉し合計に上限を設ける「総合合算制度」の創設
(3)幼保一体化などの子育て支援
以上を「安心3本柱」とします。
« 厚労改革案 医療費 100円程度 窓口負担増 | 働く女性、過去最多の2329万人 男女賃金格差は拡大 »
記事一覧
- 違反した場合に求人不受理にできる対象条項に育介法の改正規定を追加 政令の改正案を提示(労政審の職業安定分科会労働力需給制度部会) [2024/11/22]
- 「『確定拠出年金法施行規則の一部を改正する省令』の公布について(令和6年 年発1118第4号)」などを公表(厚労省の新着通知) [2024/11/22]
- 「建設産業における女性活躍・定着促進に向けた実行計画」 新計画の骨子案について議論(国交省の検討会) [2024/11/22]
- 高額療養費制度 自己負担限度額の引き上げ・所得区分の細分化などを検討(社保審の医療保険部会) [2024/11/21]
- 日本年金機構からのお知らせ 「~協会けんぽ管掌事業所のご担当者さまへ~令和6年12⽉2⽇以降の資格確認書の発⾏」などの情報を掲載 [2024/11/21]