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2011/05/31
有効求人倍率0・61、震災等の影響で17か月ぶり悪化
厚生労働省が31日に発表した4月の全国の有効求人倍率(季節調整値)は0・61倍で、3月に比べて0・02ポイント下がり、1年5か月ぶりの悪化となりました。
厚生労働省では「東日本大震災の影響が全国に波及している」とみています。
都道府県別では、震災の影響があった岩手(0・41倍)、宮城(0・44倍)は3月と比べていずれも0・06%の低下で、全国で最大の落ち込み幅となりました。福島は0・49倍で横ばいでした。
一方、総務省の発表によると、震災で調査ができない3県を除く4月の完全失業率(季節調整値)は4・7%で、3月よりも0・1ポイント悪化しました。完全失業者数は309万人で、前年同月比で30万人減少しました。
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