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2017/06/05
政府の経済財政諮問会議 待機児童解消に新プラン、骨太方針の素案も提示
政府は、今月2日、「平成29年第9回経済財政諮問会議(議長、安倍首相)」を開催し、「骨太方針」の素案などについて議論しました。その会議資料が内閣府のホームページに掲載されました。
この日の議事には、「骨太方針に向けて」に加え、「子育て安心プランについての報告」が臨時的に組み込まれました。
「子育て安心プラン」に関しては、待機児童の解消が柱。政府が今年度末までとして掲げていた「待機児童ゼロ」の目標を、平成32年度末に先送りした新たなプランを示しています。具体的には、平成30年度から3年間で保育の受け皿を22万人分整備することで待機児童を解消。さらに、その後の2年間で保育の受け皿を10万人分増やし、平成34年度末には、女性の就業率80%、M字カーブの解消を目指すとのことです。
問題は予算。必要な財源をどのように確保するのかがポイントとなりそうです。
「骨太方針(経済財政運営と改革の基本方針)」に関しては、これまでの議論を踏まえて素案が示されています。財政健全化目標について、債務対GDP比の重要性を強調するなど、これまでの表現の修正などが行われています。骨太方針は、与党との調整経て、今月9日には閣議決定が行われる見込みです。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<平成29年第9回経済財政諮問会議/説明資料など>
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2017/0602/agenda.html
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