コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2017/08/01
テーマは「これからの働き方などに適応した基本的な政策の方針」 労働政策基本部会が初会合
厚生労働省は、先月31日に開催された「第1回労働政策審議会労働政策基本部会」の資料などを公表しました。
この部会、労働政策審議会の部会の一つとして新たに設置されたものですが、
全体的なテーマは、「技術革新とこれからの働き方に適応した基本的な政策の方針について」だということです。
「働き方改革の推進のため現在開かれている各部会を横断し、中長期的な視点を持った内容を議論してほしい」という考えがあるようで、時間外労働の上限規制、高度プロフェッショナル制度の導入などといった既存の議論の内容を詰めていくという場ではなないようです。
第1回目の今回の会議では、「現在の労働政策」の確認などが行われたようです。
第2回(9月頃)以降の議事としては、
・技術革新の動向と労働への影響
・生産性向上、円滑な労働移動、職業能力開発
・時間・空間・企業に縛られない働き方
などが予定されており、来年6月頃に報告書を取りまとめるとのことです。
今後、回を重ねるごとに、論点が絞られていくことになると思います。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<第1回労働政策審議会労働政策基本部会議事次第>
・ http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000173132.html
« 建設業の働き方改革 協議会が発足 | 本年8月から老齢年金の受給資格期間を短縮 日本年金機構からお知らせ »
記事一覧
- 「採用力をあげるテレワーク」(テレワーク総合ポータルサイトのコラム) [2025/04/21]
- 厚生労働大臣会見概要 基礎年金の底上げを年金制度改革関連法案から削除したことなどについて質疑応答(令和7年4月18日) [2025/04/21]
- 「地域経済の好循環を支える中小企業・小規模事業者の「稼ぐ力」の強化に向けて」を公表(日商) [2025/04/21]
- 日本年金機構からのお知らせ 「短時間労働者の適用拡大<被保険者資格取得届の届出漏れはありませんか>」などの情報を掲載 [2025/04/18]
- 1,000円着服で退職金1,200万円を全額不支給 最高裁の判断は適法 [2025/04/18]