コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2018/02/27
運転中の脳血管疾患対策 国交省がガイドラインを策定
国土交通省は、平成30年2月23日に、トラック・バス・タクシーなどの自動車運送事業者向けに「脳血管疾患対策ガイドライン」を策定しました。このガイドラインが公表されています。
近年、事業用自動車の運転者が疾病により運転を継続できなくなる事案の発生件数が増加しており、その中で最も多いのは、脳血管疾患であり、事業用自動車の運転者に関する脳血管疾患対策が必要とされていました。
そこで策定されたのが、このガイドラインです。
産官学の幅広い関係者からなる「健康起因事故対策協議会」での議論を受けて、自動車運送事業者が、運転者の脳健診の受診等、脳血管疾患対策を進めていくために知っておくべき内容や取り組む際の手順等を具体的に示したものとなっています。
同省では、自動車運送事業者において、本ガイドラインを活用することにより、脳健診の受診や治療の必要性について理解が浸透し、事業者による自主的なスクリーニング検査の導入が拡大することを期待しているとのことです。
事業用自動車の運転者を雇用している会社におかれましては、是非、ご確認ください。
<「自動車運送事業者における脳血管疾患対策ガイドライン」を策定しました>
≫ http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha02_hh_000335.html
« 3月は自殺対策強化月間 | 労災補償業務の運営に当たっての留意事項を通知(厚労省) »
記事一覧
- 危険な業務・作業を行う場所では一人親方等の労働者以外の者に対しても労働者と同等の保護措置を(安衛則等の一部改正について通達) [2024/05/02]
- 労働保険の電子申請に関する特設サイトを案内(厚労省) [2024/05/01]
- 定額減税特設サイト 「令和6年分所得税の定額減税について(給与所得者の方へ)」などを掲載(国税庁) [2024/05/01]
- 「クラウドの設定ミス対策ガイドブック」を公表(総務省) [2024/05/01]
- 地域企業における賃上げ等の動向(財務省が特別調査の結果を公表) [2024/05/01]