コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2010/11/30
有効求人倍率が6カ月連続の上昇 10月は0.56倍
30日に厚生労働省が発表した10月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月から0.01ポイント上昇し0.56倍となり、6カ月連続で改善しました。
医療・福祉のほか、サービス業、卸売・小売業で求人が増えたことが寄与したとみられます。
また、有効求人数については2.5%増加し、有効求職者数は0.7%増となり、情報通信、教育・学習支援、医療・福祉、製造業などで伸び、前年同月と比較して13.9%増加したとみられています。
厚生労働省は、「持ち直しの動きは着実に続いているものの、水準は依然として低い」と示しています。
正社員の有効求人倍率は0.35倍で、都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)は最高が0.90倍の福井県、最低は沖縄県の0.33倍でした。
一方で、総務省が30日に発表した労働力調査によりますと、10月の完全失業率(季節調整値)は5.1%と前月に比べ0.1ポイント悪化しており、厳しい雇用情勢が続くとされています。
« 配偶者控除 所得制限を検討へ | 基礎年金の国庫負担下げ提案 財務省 国庫負担3分の1に »
記事一覧
- 違反した場合に求人不受理にできる対象条項に育介法の改正規定を追加 政令の改正案を提示(労政審の職業安定分科会労働力需給制度部会) [2024/11/22]
- 「『確定拠出年金法施行規則の一部を改正する省令』の公布について(令和6年 年発1118第4号)」などを公表(厚労省の新着通知) [2024/11/22]
- 「建設産業における女性活躍・定着促進に向けた実行計画」 新計画の骨子案について議論(国交省の検討会) [2024/11/22]
- 高額療養費制度 自己負担限度額の引き上げ・所得区分の細分化などを検討(社保審の医療保険部会) [2024/11/21]
- 日本年金機構からのお知らせ 「~協会けんぽ管掌事業所のご担当者さまへ~令和6年12⽉2⽇以降の資格確認書の発⾏」などの情報を掲載 [2024/11/21]