コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2011/08/15
厚生年金保険料、滞納事業所が1割 過去最高
サラリーマンが加入する厚生年金で、保険料を滞納する事業所が増えてます。厚生労働省によると、2010年度の滞納事業所数は16万2461と過去最高を更新しました。厚生年金に加入する全事業所の1割弱にのぼるといいます。長引く景気の低迷で企業の資金繰りが悪化しているようです。
国が求める保険料に対する支払額を示す「収納率」は97.8%で、4年連続で低下でした。保険料の口座振替を利用する企業は80%近くにのぼります。資金繰りが悪化し振替ができない中小零細企業が増えているようです。日本年金機構は滞納事業所に対し、電話や訪問で納付を呼びかけるよう対策をとる予定です。また、悪質な業者には財産調査をし、保険料を納めてもらう方針です。
« 日立造船を書類送検 新湊大橋2人死亡労災 | 生保、銀行窓販へ依存強まる 保険料収入の16%に »
記事一覧
- 違反した場合に求人不受理にできる対象条項に育介法の改正規定を追加 政令の改正案を提示(労政審の職業安定分科会労働力需給制度部会) [2024/11/22]
- 「『確定拠出年金法施行規則の一部を改正する省令』の公布について(令和6年 年発1118第4号)」などを公表(厚労省の新着通知) [2024/11/22]
- 「建設産業における女性活躍・定着促進に向けた実行計画」 新計画の骨子案について議論(国交省の検討会) [2024/11/22]
- 高額療養費制度 自己負担限度額の引き上げ・所得区分の細分化などを検討(社保審の医療保険部会) [2024/11/21]
- 日本年金機構からのお知らせ 「~協会けんぽ管掌事業所のご担当者さまへ~令和6年12⽉2⽇以降の資格確認書の発⾏」などの情報を掲載 [2024/11/21]