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コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス 

2011/09/01

「被災地派遣で過労死」大阪府職員遺族、公務災害申請へ


 東日本大震災支援のため岩手県に派遣されている間に死亡した大阪府職員の男性=当時(49)=について、環境の変化に伴う過重なストレスが死亡の原因だったなどとして、遺族が公務員の労働災害(労災)に当たる公務災害を25日に申請する方針を固めたことが24日、関係者への取材で分かった。今回が初めて。
 同基金の担当者は、震災で被災地以外から派遣された自治体職員の過労死認定を求めるケースが明らかになったのは、「確認していない」としており、全国初とみられる。
 府によると、死亡したのは健康医療部に所属していた男性技師。4月3~7日に宮古市の保健所に派遣され、避難所巡回の自動車の運転を担当。5月にも5日間の予定で同様の業務に当たっていたが、宿泊先のホテルで体調を崩し20日に脳内出血で死亡した。