2022/12/02
2023春季生活闘争方針を確定 定昇相当分を含む賃上げ5%程度を目指す(連合)
連合(日本労働組合総連合会)は、令和4年12月1日に開催した第89回中央委員会において、「2023春季生活闘争方針」を確定しました。
これまでにも案の内容はお伝えしていましたが、確定した内容の概要は次のとおりです。
●GDPも賃金も物価も安定的に上昇する経済へとステージを転換し望ましい未来をつくっていくことが必要だ。
「未来づくり春闘」を深化させ、国・地方・産業・企業の各レベルで、日本の経済・社会が直面する問題に対する意識の共有化に努め、ステージを変える転換点とする必要がある。
●物価上昇によって働く仲間の生活は苦しくなっており、賃上げへの期待は大きい。
とりわけ、生活がより厳しい層への手当てが不可欠であり、規模間、雇用形態間、男女間の格差是正を強力に進める必要がある。
●企業内での格差是正の取り組みに加え、サプライチェーン全体で、生み出した付加価値とともにコスト負担も適正に分かち合うことを通じ、企業を超えて労働条件の改善に結びつけていく。
●各産業の「底上げ」、「底支え」、「格差是正」の取り組み強化を促す観点とすべての働く人の生活を持続的に維持・向上させる転換点とするマクロの観点から、賃上げ分を3%程度、定昇相当分(賃金カーブ維持相当分)を含む賃上げを5%程度とする。
春闘は、例年1月にスタートし、3月中旬に主要企業の集中回答日を迎えます。 令和5年の動向に注目です。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<2023春季生活闘争方針[2022年12月1日掲載]>
https://www.jtuc-rengo.or.jp/activity/roudou/shuntou/2023/houshin/data/houshin20221201.pdf?6570
<2023春季生活闘争方針:プレスリリース[2022年12月1日掲載]>
https://www.jtuc-rengo.or.jp/activity/roudou/shuntou/2023/press_release/press_release_20221201.pdf?6570
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