2023/01/10
「グッドキャリア企業アワード2022」の受賞企業を公表 取組事例も紹介(厚労省)
厚生労働省から、「グッドキャリア企業アワード2022」の受賞企業を決定したとのお知らせがありました(令和5年1月10日公表)。
このアワードは、従業員の自律的なキャリア形成支援について他の模範となる取り組みを行っている企業を表彰し、その理念や取り組み内容などを広く発信することで、キャリア形成支援の重要性を普及・定着させることを目的として実施されています。
今回は、有識者などによる審査委員会での審査を経て、「大賞」に5社、「イノベーション賞」に11社が選定されました。
受賞企業の取組の概要も紹介されています。
例)大賞受賞企業の取組概要の例(機械器具卸売業)
●HRサポート課を新設、個人のキャリア形成相談や部下をマネジメントする責任者がキャリア支援を円滑に行えるようサポートする環境を整備。
●年に1回、全社員が希望部署を会社に伝える機会を設け、1on1面談の中で上司がコミュニケーションを取り、タレントマネジメントシステムを運用。事前に自律的キャリア形成の重要性を説明し、キャリアプランシートも活用してフォロー。定期的なジョブローテーションにより、社員一人ひとりの能力開発機会を提供。
●エンゲージメントサーベイを実施し、各階層の課題を分析した上での研修の立案や、事業所ごとの人材育成の課題の把握に活用。
☆社員一人ひとりの声を聞く環境を整え、定期的なジョブローテーションによる一人ひとりのキャリア形成をフォローしている点が評価されました。
参考になる取組が掲載されているかもしれません。
一度、確認されてみてはいかがでしょうか?
<「グッドキャリア企業アワード2022」の受賞企業を決定しました>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30058.html
« オンライン説明会「業務改善助成金活用のヒント」を実施(厚労省) | 国外居住親族に係る扶養控除等の見直しに伴う国年令等の改正案について意見募集(パブコメ) »
記事一覧
- 日本年金機構からのお知らせ 「短時間労働者の適用拡大<被保険者資格取得届の届出漏れはありませんか>」などの情報を掲載 [2025/04/18]
- 1,000円着服で退職金1,200万円を全額不支給 最高裁の判断は適法 [2025/04/18]
- 令和7年春闘 第4回回答集計 賃上げ率5.37%(中小4.97%)で昨年同時期を上回る(連合) [2025/04/18]
- 中小企業4団体連名で「最低賃金に関する要望」をとりまとめ(日商など) [2025/04/18]
- 基礎控除等の引上げと基礎控除の上乗せ特例の創設(財務省が資料を公表) [2025/04/17]