2023/05/09
雇用調整助成金FAQ 一部を更新 新型コロナ患者は助成の対象外などの見解を明記(厚労省)
厚生労働省から、雇用調整助成金のFAQの設問03、05を更新したとのお知らせがありました(令和5年5月8日公表)。
設問03(助成対象、助成内容)、設問05(手続き、提出書類等)について、次のような更新が行われています。
●設問03-15(新設)
問 新型コロナウイルス感染症等の疾病により入院するなどして、就労することができない労働者は、助成金の対象になりますか。
答 雇用調整助成金は、経済上の理由により事業活動の縮小を余儀なくされた事業主が、労働の意思及び能力を有する労働者を休業させた場合に支給するものです。
そのため、疾病等により就労することができない状態の労働者は、労働の能力がないものとして助成対象となりません。
●設問05-13(回答を変更)
問 休業の予定が計画届の内容から変更になりました。何か手続きは必要ですか。
答 休業計画届と休業の予定が変更になった場合について、計画の範囲内で休業日が減少した場合、変更届は必要ありません。休業日が増えた場合は実施日前までに事前に変更届を提出してください。なお、郵送等により提出することができます。
なお、令和5年4月1日から令和5年6月30日までの間に初日がある判定基礎期間では、計画届は不要です。
新型コロナの感染法上の位置付けの変更で、雇用調整助成金も通常制度に戻っていきますね。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<雇用調整助成金/FAQ設問03、05を更新しました。(令和5年5月8日)>
・設問03(助成対象、助成内容):https://www.mhlw.go.jp/content/03.pdf
・設問05(手続き、提出書類等):https://www.mhlw.go.jp/content/05.pdf
« 新型コロナに係る傷病手当金の申請 令和5年5月8日以降は医師の証明が必要に(協会けんぽ・厚労省) | ウェブサイト改ざんについて注意喚起(警察庁・経産省) »
記事一覧
- 「103万円の壁」の見直しなどを盛り込んだ令和7年度税制改正関連法が成立・官報にも公布 [2025/04/01]
- 令和7年度予算が成立 一般会計総額約115兆円 2年ぶりに過去最大を更新 [2025/04/01]
- 高年齢者雇用安定法Q&A(高年齢者雇用確保措置関係・高年齢者就業確保措置関係)を改訂 経過措置の内容を削除など(令和7年3月31日改訂) [2025/04/01]
- 令和5年度の「職業紹介事業の事業報告の集計結果」及び「労働者供給事業報告書の集計結果」を公表(厚労省) [2025/04/01]
- 「用語解説」を全面リニューアル(こころの耳) [2025/04/01]