コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2012/04/05
年金一元化法案を了承
民主党は3日、社会保障と税の一体改革調査会と厚生労働部門会議などの合同会議を開き、公務員などが加入する共済年金を会社員の厚生年金に統合することを柱とした被用者年金一元化法案を了承しました。政府は来週中の閣議決定を目指します。
了承された法案は、自公政権が2007年にまとめた「被用者年金一元化法案」(09年に廃案)とほぼ同じ内容。15年10月から両年金を統合します。厚生年金より低い共済年金の保険料率を毎年段階的に引き上げ、公務員共済は18年、私立学校教職員の私学共済は27年に、それぞれ18・3%(労使折半)で統一し「官民格差」の是正を図ります。
共済独自の上乗せ給付「職域加算」廃止後の新たな制度設計については、提出予定の法案から切り離します。政府側は岡田克也副総理の下につくる有識者会議で、民主党側は作業チームを編成し、それぞれ議論を進めます。
« AIJ問題 有識者会議設置へ | 非正規労働者の賃上げ 昨年上回る »
記事一覧
- インフルエンザ急増 Q&Aの確認を 厚生労働大臣会見概要など(令和7年1月14日) [2025/01/15]
- 「健康経営・コラボヘルスの推進に向けたPFS事業導入促進セミナー」を開催 参加者募集(経産省) [2025/01/15]
- ショートドラマ『もしも自分がパパになったら』第二弾・第三弾を公開(イクメンプロジェクト) [2025/01/14]
- リーフレット「日本に住む外国人の皆さまへ 公的年金制度のご案内(英語版・日本語版)」などの周知を依頼(厚労省) [2025/01/14]
- 動画版「これってあり?~まんが知って役立つ労働法Q&A~」を公表(厚労省) [2025/01/10]