コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2023/10/25
令和3年度の国民医療費 45兆359億円で過去最高(厚労省)
厚生労働省から、「令和3(2021)年度・国民医療費の概況」が公表されました(令和5年10月24日公表)。「国民医療費」は、その年度内の医療機関等における保険診療の対象となり得る傷病の治療に要した費用の推計です。ここでいう費用とは、医療保険などによる給付のほか、公費負担、患者負担によって支払われた医療費を合算したものです。
なお、保険診療の対象とならない費用や、正常な妊娠・分娩、健康診断、予防接種など、傷病の治療以外の費用は含みません。
この国民医療費が、令和3年度においては45兆359億円(前年度に比べ2兆694億円、4.8%の増加)となり、過去最高となりました。令和2年度は、新型コロナの感染拡大で受診控えが起きたほか、マスク着用や手洗いといった対策により例年より他の感染症が流行しなかったことなどから、医療費が減少しましたが、令和3年度は再び増加に転じました。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<令和3(2021)年度・国民医療費の概況>
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin//hw/k-iryohi/21/index.html
« 中小企業・小規模事業者のためのインボイス制度対策【第3版】 スマホ版を追加(日商) | 在職老齢年金制度、基礎年金の拠出期間などについて、議論開始 »
記事一覧
- 令和7年度の年金額改定 年金額は昨年度から1.9%の引き上げ 在職老齢年金の計算に用いる「支給停止調整額」は「51万円」に(厚労省) [2025/01/24]
- 令和7年の通常国会が召集 まずは令和7年度予算案の成立が焦点 [2025/01/24]
- 令和6年平均の全国消費者物価指数 日銀が掲げる2%の「物価安定の目標」を3年連続で上回る [2025/01/24]
- 毎月勤労統計調査 令和6年11月分結果確報 実質賃金+0.5% 速報の-0.3%から上方修正(厚労省) [2025/01/24]
- 「令和6年改正育児・介護休業法に関するQ&A」 令和7年1月23日時点版を公表 Q&Aを追加(厚労省) [2025/01/24]