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コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス 

2012/04/16

年金一元化法案が閣議決定


政府は、社会保障と税の一体改革のうち、厚生年金と共済年金を一元化するための厚生年金保険法などの改正案を13日の閣議で決定しました。
   閣議決定された改正案では、平成27年10月から、共済年金を厚生年金に一元化するとしたうえで、厚生年金の保険料率が平成29年に18.3%になるのに合わせて、厚生年金より低くなっている共済年金の保険料率を段階的に引き上げ、公務員は平成30年に、私立学校の教職員は平成39年に18.3%にするとしています。また、共済年金のほうが優遇されているとされる、遺族年金を受け取ることができる条件などを厚生年金に合わせるとしています。さらに、共済年金だけにある「職域部分」という月2万円程度の給付の上乗せについては、一元化とともに廃止して新たな給付制度を設けるとしており、今年中にどのような制度にするか検討したうえで、法律で必要な措置を講じるとしています。