コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2024/06/05
過労死等防止対策大綱 3回目の改定に向け改定案を提示(厚労省の協議会)
厚生労働省から、令和6年6月3日に開催された「第28回 過労死等防止対策推進協議会」の資料が公表されました。今回の議題は、「過労死等の防止のための対策に関する大綱(案)」についてです。この大綱は、過労死等防止対策推進法に基づき閣議決定されるもので、3年ごとに見直されることになっており、今年(令和6年に)3回目の改定を迎えることになっています。
新たな大綱に、次のような内容が盛り込まれる模様であることが、報道などで話題になっています。
・令和6年4月から工作物の建設の事業、自動車運転の業務、医業に従事する医師等にも適用された時間外労働の上限規制について、遵守を徹底すること。
・業種別のカスタマーハラスメント対策の取組支援を行うこと。
・芸術・芸能従事者及びフリーランスの過労死等事案についても、事案の蓄積状況に応じて分析を行うこと。 など
今後、令和6年7月頃の閣議決定を目指して、詰めの議論が行われます。動向に注目です。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<第28回 過労死等防止対策推進協議会/資料>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40481.html
« 骨太の方針2024の骨子案を提示 物価上昇を上回る賃上げの定着などを目指す | 毎月勤労統計調査 令和6年4月分結果速報 実質賃金0.7%減 25か月連続のマイナス »
記事一覧
- 日本年金機構からのお知らせ 「CDによる被保険者データの提供は令和7年3⽉末で終了 「オンライン事業所年⾦情報サービス」をご利⽤ください」などの情報を掲載 [2024/10/21]
- 令和7年春闘の基本構想を公表 賃上げの目安 全体で5%以上 中小は6%以上(連合) [2024/10/21]
- 「フリーランス・事業者間取引適正化等法」の内容を知らない 委託者で54.5%、フリーランスで76.3%(公正取引委員会及び厚労省の調査) [2024/10/21]
- 令和6年12月2日以降は健康保険証が発行されなくなります(日本年金機構) [2024/10/18]
- 「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」を改定(厚労省) [2024/10/18]