コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2013/03/18
セクハラ2年間、校内で職員に繰り返し、小学校長を懲戒免
青森県教育委員会は3月15日、約2年間にわたり勤務時間中の女性職員にセクハラ行為を繰り返したとして、男性校長(56)を懲戒免職処分にしました。発表によると、校長は2012年3月頃~2013年1月頃までの間、主に勤務時間内に校長室や教室、印刷室などで女性職員に尻を触ったりするなどのセクハラ行為を月1~4回のペースで繰り返していたそうです。さらに校長室に呼び出してセクハラを行ったこともあるようです。
女性職員が2月6日、教頭に相談して事態が発覚しました。校長セクハラ行為を認め2月21日から自宅謹慎をしています。県教委の調べに対しセクハラ行為を認め、「児童、保護者に対しては重大な裏切りで深く謝罪したい」と話しているというといいます。また警察には相談していないようです。県教育長は「教職員全体に対する社会の信用を著しく損ね、教員に対する県民の不信を招くもので極めて遺憾。深くおわびする」とコメントを発表しました。
平川市教委は3月15日、市内の小学校長を集め臨時会合を開き、規律を守るよう注意を行いました。市教育長は記者会見を開き、
「誠に残念で汚点となる不祥事。大きな責任を感じている」と謝罪しました。
また、県教委は15日、再発防止のため、県内の市町村教委と県立学校に服務規律の徹底を求める通知を出しました。
« キャリア形成促進助成金は、平成25年度予算成立後に制度改正を予定しています | 38%の事業所が36協定届を未提出 »
記事一覧
- 事業者による従業員向けの消費者教育・研修の教材等を3本公表(消費者庁) [2024/04/18]
- 令和7年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請が行われました(厚労省・経団連) [2024/04/18]
- 令和6年財政検証 基本的枠組みを示す 複数の年金制度改革案の効果も試算(社保審の年金部会) [2024/04/17]
- 技能実習生の指導員の「みなし労働時間制」 適用を否定した二審判決を破棄(最高裁) [2024/04/17]
- 競業避止義務の明確化について 厚労省の取組や裁判例などを紹介(内閣府のWG) [2024/04/17]