人事・労務に関するトピックス情報

コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス 

2013/07/18

日本の女性就業率、OECD加盟34か国中24位


 経済協力開発機構(OECD)は7月16日、加盟34か国の雇用状況についてまとめた報告書「雇用アウトルック2013」を発表しました。 日本の25~54歳の男性の就業率は91.5%と加盟国中スイスに次ぐ2位だった一方で、同世代の女性の就業率は69.2%で加盟国中24位でした。

 OECDはこの結果について、日本では学校卒業後、多くの女性が就職するものの、そのうち約60%が第1子出産後に退職すると説明。日本の生産年齢人口の減少予測や高齢者依存比率の高さに鑑み、女性の労働参加を促すために、長時間労働の削減や勤務時間の柔軟化、正規・非正規労働者の雇用保護格差の是正などの対策を取るべきだとしています。