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2011/03/29
3月の中小企業売上DI、3カ月ぶりマイナス―日本政策金融公庫
28日、日本政策金融公庫(日本公庫)が発表した3月の中小企業景況調査によると、売上DI(売り上げが「増加」と答えた企業の割合から「減少」と答えた企業の割合を差し引いた値)はマイナス0.6と2月に比べて1.4ポイント低下し、3カ月ぶりにマイナスに転じました。建設や家電の落ち込みが影響しました。
今後3カ月の売上見通しDIはプラス13.4と4カ月連続でプラスとなりました。プラス幅は2月に比べ3.7ポイント縮小しました。高い水準を維持しているものの、住宅着工が一服していることから建設を中心に伸び悩みました。
調査は3月中旬に同公庫の取引先900社を対象に実施され、601社から回答を得ました。回答率は66.8%で回答期限は3月11日までとなっており、今回の調査には東日本大震災の影響は含まれていません。日本公庫は「企業からは減収は避けられないとの声が多く、下向きの圧力は強い」と分析しています。
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