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2015/11/26
早稲田大学が「雇用上限5年」を撤回し非常勤講師組合と和解
早稲田大学が非常勤講師の就業規則について、契約期間の上限を「5年」に変更したことをめぐり、非常勤講師の労働組合が東京都労働委員会に救済を申し立てていた問題で、大学側が規則適用を撤回する内容で和解が成立したことがわかりました。
有期雇用が繰り返し更新されて通算5年を超えると労働者側の申し込みで無期雇用に転換できる改正労働契約法が2013年4月に施行されることを受けて、早大は施行直前の3月、非常勤講師の契約期間の上限を「5年」とする就業規則をもうけました。これに対し、組合側は「改正法適用を逃れるための変更」と反発していました。
和解内容は、「14年3月31日以前から勤務している非常勤講師については、契約期間5年の上限を撤回し、5年間勤務すれば無期契約の転換を申し込む権利が生じること」、「14年4月1日以降から勤務している非常勤講師については、契約年限の上限を10年とすること」などです。
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