コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2016/10/24
患者の治療歴、全国の施設で共有 厚労省、2020年度目標
医療機関ごとに持っている患者個人の治療歴や過去の処方薬といった情報を全国の施設で共有する仕組みづくりを厚生労働省が始めます。本人の同意を前提に、全国どこでも健康や疾病の状態にあわせた保健医療を受けられる。2020年度の運用開始を目指します。
厚労省の有識者懇談会が10月19日に提言したシステム「PeOPLe(ピープル)」として整備する考えだ。対象者に医療用の個人番号を割り振り、全国の医療機関や介護施設などの情報をつなぎます。患者の健康状態や過去に受けた治療や処方薬、アレルギーや副作用などの情報を医師らが活用します。
蓄積したデータを匿名化して行政や大学、企業などが研究に活用することも想定。保健医療の質の向上や疾患の原因究明、創薬などにもつなげるといいます。
朝日新聞デジタル 2016年10月20日
http://www.asahi.com/articles/ASJBM62KYJBMUTFK01K.html
« 自殺の電力会社社員 19日間の残業が150時間に | 厚生労働省が平成28年10月22日付け朝日新聞の所得代替率の記事について抗議 »
記事一覧
- 女性活躍推進及びハラスメント対策について論点を整理(労政審の雇用環境・均等分科会) [2024/11/27]
- 求人者の皆さまや医療・介護・保育・幼児教育施設などで人材を募集している皆様へ向けたリーフレットを公表(厚労省) [2024/11/27]
- 賃上げの流れが中小企業や地方にも行き渡ることが重要(政労使の意見交換) [2024/11/27]
- 手形等のサイトの短縮に関する注意喚起 必ず60日以内に(経産省・中小企業庁など) [2024/11/27]
- 健康保険証の発行終了に伴う各種取扱いについてお知らせ(協会けんぽ) [2024/11/26]