コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2019/06/17
令和元年版男女共同参画白書を公表(内閣府)
内閣府男女共同参画局から、令和元年(2019年)6月14日に閣議決定された「令和元年版 男女共同参画白書」が公表されました。
本年版の男女共同参画白書のメインテーマは、「多様な選択を可能にする学びの充実」です。
例えば、社会人の学び直しの場について、「学び直すために必要なこと」を女性に聞いた調査で、「経済的な支援があること」が最も多く、次いで30代では「家事等の負担が少なくなること」、それ以外の世代は「仕事にかかる負担が少なくなること」と回答していることを紹介。
近年、女性の就業率は伸びていますが、女性は出産や子育てなどで一時的に職場から離れることが多く、社会人の学び直しについては、男性とは異なる側面があることを指摘しています。
そのうえで、人生100年時代を見据え、働き方が多様化する現在においては男女問わず社会人の学び直しの必要性が高まっているとし、固定的な性別役割分担意識や男性中心型労働慣行の変革と軌を一にして多様な選択を可能にする学びを充実していくことが女性の活躍を深化させる原動力になるとしています。
その他、平成30年度に講じた男女共同参画社会の形成の促進に関する施策および令和元年度に講じようとする男女共同参画社会の形成の促進に関する施策などが、分析・紹介されています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<令和元年版男女共同参画白書(概要)>
http://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r01/gaiyou/pdf/r01_gaiyou.pdf
<男女共同参画白書 令和元年版(全体版)>
http://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r01/zentai/index.html
« 働き方改革関連法解説パンフレット「働き方改革BOOK」を作成・公表(日商) | 令和元年度「輝くテレワーク賞」の募集を開始(厚労省) »
記事一覧
- 令和7年度税制改正による所得税の基礎控除の見直し等について 国税庁が専用ページを設け各種情報を掲載 [2025/04/28]
- 第96回メーデー中央大会 石破総理も出席 「2020年代に最低賃金の全国平均1,500円」「人財尊重社会」の実現に向けて今後とも最大限の努力をする [2025/04/28]
- 2025年版 中小企業白書・小規模企業白書を公表(中小企業庁・経産省) [2025/04/28]
- 就職氷河期世代の支援強化へ 関係閣僚会議が初会合 [2025/04/25]
- 労政審の労働政策基本部会が報告書をとりまとめ 地方や中小企業での良質な雇用の在り方がテーマ [2025/04/25]