コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2012/02/14
所得税の過徴収で年金17億円未払い、7万人の支給に影響―年金機構
2012年2月13日、日本年金機構は15日に支給する年金で、17億円が未払いになる見込みだと発表しました。年金受給者から本来より多く所得税を源泉徴収するミスが起こり、約7万人の年金支給に影響が出ます。未払いとなった年金は3月15日に支払う予定です。
本来より多く所得税が取られ、未払いとなる年金は、一人あたりの平均で2万3千円となっており、最高額は5万1千円で、最低額は1万円です。年金機構はミスに気付きましたが口座振り込みの変更手続きが間に合わないため、15日に支給する昨年12月分と1月分の年金については未払いが発生することとなります。
65歳以上で年金額が年158万円以上、65歳未満で108万円以上の人は、年金から所得税が源泉徴収されます。扶養親族がいれば所得税の課税額が5%として計算されますが、10%として計算するミスが起こり、年金の未払いが発生することとなります。年金機構は外部業者に扶養親族の入力作業を委託していたが、7万人分について処理漏れが起きているとのことです。
« パートへの厚生年金・健保適用試算、企業負担5400億円増―厚生労働省 | 雇用創出助成金の申請受付開始―宮城県 »
記事一覧
- 労働基準関係法制研究会が議論のたたき台を提示 「2週間以上の連続勤務を防ぐべき」など [2024/11/12]
- 日本年金機構ホームページのサイト構成を一部変更 [2024/11/12]
- 第2次石破内閣が発足 日本の未来を創り、日本の未来を守り抜き、日本創生を実現する [2024/11/12]
- 「女性の人権ホットライン」強化週間 令和6年度は11月13日~19日に実施(法務省) [2024/11/12]
- 「グッドキャリア企業アワード2024」の受賞企業を公表 取組事例も紹介(厚労省) [2024/11/11]