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2024/09/05
令和6年春季労使交渉・中小企業業種別妥結結果を公表 賃上げ率は4.01%(経団連)
経団連(日本経済団体連合会)から、「2024年春季労使交渉・中小企業業種別妥結結果(加重平均)【最終集計】」が公表されています(令和6年8月30日公表)。
この調査は、地方別経済団体の協力により、従業員数500人未満の17業種754社を対象に実施。そのうち、集計可能な389社の結果をまとめたものとなっています。
中小企業といっても、ある程度の規模の企業が調査対象となっていますが、これによると、定期昇給を含む賃金の引き上げ額は、平均で10,712円(前年の同調査8,012円)、賃上げ率は4.01%(前年の同調査3.00%)でした。
昨年よりも額・率ともに大幅に増加しました。
しかし、先に公表された「2024年春季労使交渉・大手企業業種別妥結結果(加重平均)【最終集計】」(引き上げ額19,210円、賃上げ率は5.58%)と比べると、賃上げ率でも1.5%余りの差があります。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<2024年春季労使交渉・中小企業業種別妥結結果(加重平均)【最終集計】>
https://www.keidanren.or.jp/policy/2024/058.pdf
〔確認〕2024年春季労使交渉・大手企業業種別妥結結果(加重平均)【最終集計】
« 岸田政権最後の経済財政諮問会議 賃上げと投資がけん引する成長型経済の実現を目指す方向性が堅持され議論が深まることに期待 | 「家事使用人にも労基法を適用する方向で検討すべき」など今後の議論の方向性を示す(労働基準関係法制研究会) »
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