コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2011/02/07
平成21年度国民健康保険(市町村)、後期高齢者医療制度(後期高齢者医療広域連合)の財政状況等
平成21年度の市町村国保の財政状況
[1] 収入額は、12兆8,975億円であり、1,809億円(1.4%)増加した。
[2] 支出額は、12兆8,070億円であり、1,619億円(1.3%)増加した。
[3] 単年度収支差引額は61億円の黒字と前年より32億円黒字額が減少した。
また、市町村が一般会計から決算補てん等を目的として繰入している分を除いた実質的な収支は、
▲2,633億円の赤字となり、前年より赤字額が増加した。
2.被保険者数については、31万人減少して3,566万人となった。
3.平成21年度の国民健康保険保険料(税)収納率は、88.01%(前年比▲0.34)であった。
※平成20年度以降の景気悪化の影響が大きいと思われる。
4.平成22年6月1日現在の滞納世帯数は、436万世帯であり、前年より16万世帯減少したが、
総世帯数も減少したため、滞納世帯割合は、前年と同じ20.6%となった。
平成21年度後期高齢者医療制度(後期高齢者医療広域連合)の財政状況等について
○ 実質的な単年度収支は、508億円の黒字
※平成20年度は、1,409億円の黒字
○ 保険料の収納率は、全国平均で99.00%(前年度差+0.25%ポイント)
« 社会保障改革―年金以外へも視野を広く | 年金一元化に与謝野氏「共通番号制が定着してから」 »
記事一覧
- 短時間労働者に対する適用拡大に係る事務の取扱いに関するQ&A集 令和6年10月施行分を公表(厚労省) [2024/09/13]
- 夏のボーナス 厚労省の集計結果 3年連続で増加し89万8,754円 過去最高 [2024/09/13]
- 自転車運転中のスマホ・酒気帯びの罰則強化 令和6年11月から施行(警察庁) [2024/09/13]
- マイナンバーカードと運転免許証の一体化の施行期日を「令和7年3月24日」とすることなどを定めようとする政令等の改正案について意見募集(パブコメ) [2024/09/13]
- 令和7年度の協会けんぽの保険料率の決定に向け論点を整理 平均保険料率10%を維持できるか(協会けんぽの運営委員会) [2024/09/12]