コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2013/10/30
大手企業中心にベア実施を積極的に検討
29日の決算会見で大手企業の経営者から、基本給を上げるベースアップ(ベア)を前向きに検討する発言が相次ぎ、業績回復を前提とするものの、大手企業を中心にベア実施の空気が広がっています。
三菱自動車や、コマツ、日立製作所、川崎重工業などの企業が、相次いでベア実施を検討する考えを表明し、前向きな姿勢を見せました。経営者が春闘で労働組合側が要求する前にベアの検討に言及するのは極めて異例で、政府の賃上げ要請に応じた形です。
一方で、現状デフレ経済の下では、業績が改善した場合、賞与の引き上げで応える企業が大半で、ベアは残業代など諸手当にも反映され、会社側の恒久的な負担が大きくなるため、実施に慎重な企業も依然として少なくないと見られています。
« 大卒就職者の離職率 約3割が3年以内で離職 | 平成25年「高年齢者の雇用状況」集計結果を公表 »
記事一覧
- 雇用保険の適用拡大などを盛り込んだ雇用保険法等の改正法 官報に公布 [2024/05/17]
- 令和6年春闘 連合が中間まとめ(案)を提示 「ステージ転換に向けた大きな一歩」 [2024/05/17]
- カスハラの総合的な対策強化に向けた提言 事業主に対策を義務付ける法整備も(自民党) [2024/05/17]
- 職場のハラスメントなどに関するリーフレット 14カ国語版を掲載(あかるい職場応援団) [2024/05/17]
- 「女性版骨太の方針2024」骨子(たたき台)を提示(内閣府男女共同参画局) [2024/05/17]