コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2017/11/16
初任給 すべての学歴・規模で増加傾向
厚生労働省から、平成29年11月15日、「平成29年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況」が公表されました。
毎年行われているものですが、今回公表された内容は、新規学卒者の平成29年初任給(6月分)についての結果で、10人以上の常用労働者を雇用する民間の事業所のうち、有効回答を得た事業所の中で初任給が確定している15,378 事業所について集計されたものです。
これによると、男女計の初任給は、すべての学歴で4年連続の増加となっています。
大学卒及び高校卒の初任給を企業規模別にみても、男女計では、大企業(常用労働者1,000人以上)、中企業(同100~999人)及び小企業(同10~99人)の全ての企業規模において、前年を上回っています。
例)大学卒〔男女計〕
・大企業→211,000円(前年比2.0%増)
・中企業→202,500円(同0.7%増)
・小企業→199,600円(同0.3%増)
☆規模計→206,100円(同1.3%増)……4年連続増加で過去最高
同省では、「経済の緩やかな回復を背景に、賃金や就職率が上昇傾向にあり、新卒者の労働市場が改善している」と分析しているようです。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<平成29年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況>
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/17/index.html
« 平成28年度の個人情報保護法の施行状況を公表 | 公的職業訓練のコース情報検索ページを開設 »
記事一覧
- 女性活躍推進及びハラスメント対策について論点を整理(労政審の雇用環境・均等分科会) [2024/11/27]
- 求人者の皆さまや医療・介護・保育・幼児教育施設などで人材を募集している皆様へ向けたリーフレットを公表(厚労省) [2024/11/27]
- 賃上げの流れが中小企業や地方にも行き渡ることが重要(政労使の意見交換) [2024/11/27]
- 手形等のサイトの短縮に関する注意喚起 必ず60日以内に(経産省・中小企業庁など) [2024/11/27]
- 健康保険証の発行終了に伴う各種取扱いについてお知らせ(協会けんぽ) [2024/11/26]