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コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス 

2010/12/20

子ども手当 給食費・保育料の滞納分を天引き 政府方針


    厚生労働省は、中学生までに支給される子ども手当(月額1万3千円)から、
11年度以降の子ども手当から給食費や保育料の滞納分を差し引くことができる仕組みを
導入する方針を固めました。20日にも開く閣僚会合で正式に決め来年の通常国会に提出する子ども手当法案に盛り込む方針です。
子ども手当には強い受給権が定められ、差し押さえが禁じられています。そこで給食費については、
事前に保護者と同意文書を交わすことが前提となります。
文部科学省の推計では、2009年度の公立小中学校の給食費の
滞納額は26億円に上ります。 一方、06年度(厚労省調べ)で約8万5千人が総額83億7千万円滞納していた保育料については、
強制徴収できる法的な規定があるため、子ども手当から天引きできるよう検討するようです。年金から保険料を天引きできる
介護保険制度なども参考にして、法制化を目指します。