2024/09/17
令和6年の総人口に占める65歳以上の高齢者の割合は過去最高の「29.3%」(総務省が敬老の日にちなんで公表)
総務省統計局から、「統計からみた我が国の高齢者-「敬老の日」にちなんで-(令和6年9月15日)」が公表されました。
これは、「敬老の日(9月16日)」を迎えるに当たって、統計からみた我が国の高齢者のすがたについて取りまとめられたものです。
各種の統計調査の結果が紹介されていますが、主要なものは次のとおりです。
●高齢者の人口(人口推計 2024年9月15日現在)
・総人口が減少する中で、65歳以上人口は3,625万人と過去最多
・総人口に占める割合は29.3%と過去最高
・日本の65歳以上人口の割合は、世界で最高(200の国・地域中)
●高齢者の就業(労働力調査)
・65歳以上の就業者数は、20年連続で増加し914万人と過去最多
・就業者総数に占める65歳以上の就業者の割合は、13.5%
・65歳以上の年齢階級別就業率は、いずれも過去最高に
・日本の65歳以上の就業率は、主要国の中でも高い水準
・65歳以上の役員を除く雇用者に占める非正規の職員・従業員の割合は、全ての年齢階級で前年に比べ上昇
・「医療,福祉」の65歳以上の就業者は10年前の約2.4倍に増加
各企業においては、高齢者の就業環境を整備していくことが不可欠といわれていますが、このような統計調査の結果を見ると、その重要性を再認識させられますね。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<統計からみた我が国の高齢者-「敬老の日」にちなんで-(令和6年9月15日)>
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukei02_01000019.html
« 新たな「高齢社会対策大綱」を閣議決定 後期高齢者の窓口3割負担の判断基準の見直しを検討することなどを明記 | 中小企業省力化投資補助事業(カタログ型省力化補助金)に関する説明会を全国47都道府県で開催(中小企業庁) »
記事一覧
- 「103万円の壁」の見直しなどを盛り込んだ令和7年度税制改正関連法が成立・官報にも公布 [2025/04/01]
- 令和7年度予算が成立 一般会計総額約115兆円 2年ぶりに過去最大を更新 [2025/04/01]
- 高年齢者雇用安定法Q&A(高年齢者雇用確保措置関係・高年齢者就業確保措置関係)を改訂 経過措置の内容を削除など(令和7年3月31日改訂) [2025/04/01]
- 令和5年度の「職業紹介事業の事業報告の集計結果」及び「労働者供給事業報告書の集計結果」を公表(厚労省) [2025/04/01]
- 「用語解説」を全面リニューアル(こころの耳) [2025/04/01]