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コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス 

2011/01/05

日本相撲協会の行司や呼び出しなどの給与 10年ぶりにアップ


 日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)は4日、行司や呼び出し、若者頭、世話人、まげを結う床山などの給与を今年1月から10年ぶりに引き上げると発表しました。80万円以上の月給が保証されている親方と十両以上の力士の給与は、10年連続で据え置かれています。

 昇給対象は約200人で、平均約2.7%アップします。現行では、行司の月給は立行司の80万円を筆頭に8段階に分かれ、30代後半で家庭を持つ十両行司の月給は約20万円。裏方の待遇改善を求める意見が上がっていました。
 放駒理事長は「(不祥事が相次いだ)去年の協会の実績からすると、とても上げられる状況ではないが、9年間上がっていなかったのは異常なこと。裏方のみんなに、より一層やる気を起こしてもらうため」と説明したということです。