コンテンツ提供元:株式会社ブレインコンサルティングオフィス
2011/01/14
自動車総連、統一要求見送り
自動車各社の労働組合が加盟する自動車総連は13日、京都市で中央委員会を開き、2011年春の労使交渉方針を決めました。
定期昇給に相当する賃金カーブ維持分については「確保が大前提」とし、2010年春の「確保する」より強い方針で交渉に取り組むことにしましたが、円高の進行などで先行き不透明な経済環境を踏まえ、具体的な金額を示す形での統一した賃金改善要求は2年連続で見送りました。
一時金は2010年春の交渉と同じ年間5カ月を基準に「最低でも昨年獲得実績以上」の確保を目指すとしています。
同日、京都市で記者会見した西原浩一郎会長は、2年連続で統一要求を見送った理由について「企業ごとに業績や経営環境が異なり、一律の賃上げ幅を示すのは適当ではない」と説明しています。
« 平成22年(2010年)人口動態統計の年間推計について | 雇用調整助成金・中小企業緊急雇用安定助成金のうち、教育訓練費の支給額を一部引き下げへ »
記事一覧
- 「企業の配偶者手当の在り方の検討」 リーフレットなどを更新(厚労省) [2024/04/26]
- 令和6年度GWにおける情報セキュリティに関する注意喚起(独・情報処理推進機構) [2024/04/26]
- ハラスメントに関する施策・現状について議論 裁判例の傾向を整理した資料も(厚労省の検討会) [2024/04/26]
- 今後の安全衛生分科会での検討項目などを整理(労政審の安全衛生分科会) [2024/04/26]
- 労働基準関係法制の改正につながるのか? 厚労省の研究会がこれまでの議論を整理 [2024/04/25]