2022/10/06
マイナンバーカードで失業認定手続ができるようになります(厚労省)
雇用保険の失業の認定等の手続について、これまでは、離職者が受給資格決定時に提出した顔写真を貼付した雇用保険受給資格者証等で本人確認や処理結果の通知が行われていました。
この手続について、令和4年10月1日以降に受給資格決定をした場合には、本人の希望により、マイナンバーカードによる本人認証を活用することで、受給資格者証等に貼付する顔写真や失業の認定等の手続ごとの受給資格者証等の持参を不要とすることとされました。
なお、各種手続の処理結果は、「雇用保険受給資格通知」等に印字し、手続の都度、手渡すということです。
注.マイナンバーカードをお持ちでない方や、上記の取扱いを希望しない方については、これまでどおり、受給資格者証等による手続となります。
厚生労働省から、この改正の内容を周知するためのリーフレットが公表されました。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<マイナンバーカードで失業認定手続ができるようになります>
https://www.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T221005S0032.pdf
また、この改正に関する通達も公表されました(令和4年10月5日掲載)。
必要であれば、ご確認ください。
<雇用保険法施行規則等の一部を改正する省令の施行に伴う雇用保険受給資格者証の見直しへの対応について(令和4年9月30日保保発0930第1号)>
https://www.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T221005S0030.pdf
<雇用保険法施行規則等の一部を改正する省令について(令和4年9月15日職発0915第2号)>
« 「こころの耳Q&A」 上司からの相談、部下からの相談など 10個のQ&Aを追加 | 11月は「下請取引適正化推進月間」です! 令和4年度のキャンペーン標語などを公表 »
記事一覧
- 雇用保険法に基づく各種助成金 「国民の安心・安全と持続的な成長に向けた総合経済対策」を受けた見直しを行うための改正省令案について意見募集(パブコメ) [2024/11/25]
- 「国民の安心・安全と持続的な成長に向けた総合経済対策」を閣議決定(首相官邸) [2024/11/25]
- ストレスチェックの実施義務対象の拡大など今後の労働安全衛生対策の方向性を示す報告(案)を提示(労政審の安全衛生分科会) [2024/11/25]
- 令和7年春闘方針の案を提示 定昇分を含め5%以上(中小は6%以上)の賃上げを目指す(連合) [2024/11/25]
- 第3号被保険者制度の将来的な解消に向けた早急な合意形成などを求める(日商が提言) [2024/11/25]