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2011/01/12
日本郵便、12年度の新卒採用を中止
日本郵政グループの郵便事業会社(日本郵便)は11日、12年度新卒採用を総合職と一般職の全職種で中止すると発表しました。今春は1250人が入社する予定ですが、来年ゼロにすることで、年間数億円の人件費削減につながるといいます。新卒採用の見送りは8年ぶりで、民営化後は初めてです。
日本郵便は、インターネットの普及に伴う郵便物の減少に加え、「ゆうパック」遅配問題などで10年9月中間期に593億円の最終赤字を計上するなど、経営環境が悪化していました。今月28日には収支改善策を総務省に報告する予定ですが、そのなかに12年度の新卒採用中止を改善策の柱の一つとして盛り込みます。
日本郵政傘下の郵便局会社やゆうちょ銀行、かんぽ生命保険は12年度も新卒採用を続けるということです。
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