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2011/03/22
<東日本大震災>避難被災者に仕事を優先割り当て―滋賀県嘉田知事
20日、滋賀県の嘉田由紀子知事は、県内に避難してきた東日本大震災の被災者に、国の交付金を活用した県の緊急雇用対策事業の仕事を優先的に割り当てる方針を大津市内の集会で明らかにしました。
嘉田知事は「震災で避難してきた人は豊郷町などに入っている。豊郷町長との電話で仕事への心配の声をいただいた。緊急雇用対策で避難してきた方を優先的に考えると約束した」と述べました。
県緊急雇用対策室は対策事業の中でも、データ整理などの県の事務補助を被災者に割り当てることを検討しています。対策事業は失業者が対象のため、県は被災地での失業が明確になっていない避難者でも、仕事ができるよう国に要望しているそうです。
滋賀県内での避難者の受け入れは17日から始まり、20日までに福島県などから24世帯、90人を東近江市の県消防学校などで受け入れました。
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